MacBook Airに入れたOS X Mountain Lionでアイ・オー・データ機器のUSB-RSAQ5をパッチを当てたProlificのドライバで使っていたが、使用中に引っこ抜くとOSごと落ちるという問題があることがわかった。
ケーブルを引っかけて抜けてしまったときにOSごと落ちてくれるのも困るので、バッファローのBSUSRC0610BSを試してみることにした。これも公式にはWindowsにしか対応していないのだが、チップメーカーのFTDIのウェブページからMac OS X用2.2.18をダウンロードしてインストールした。例によって、jermを使ってOpenBlocks A6のコンソールに接続してみると問題なく使える。
使えることが確認できたところで、USBケーブルを引っこ抜いてみる。USB-RSAQ5だとカーネルパニックしてくれるのだが、BSUSRC0610BSだとDevice not configuredと言われてjermが終了するだけである。もう一度USBケーブルをつないでjermを起動すれば問題なくまた使えるようになる。
というわけで、USB-RSAQ5の不満点が解消されたので、しばらくはBSUSRC0610BSを使ってみることにしよう。
2012年12月24日月曜日
2012年9月26日水曜日
USB-RSAQ5を使用中に引っこ抜くとOS Xごと落ちる
LionでUSB-RSAQ5を使う記事に「jermを抜けないでUSBを引っこ抜いたらOSごと死にました。」というコメントをいただいたので追試してみた。
OS X 10.8.2が入ったMacBook AirにUSB-RSAQ5をつなぎ、OpenBlocks A6のシリアルコンソールに接続。jermを起動し、OpenBlocksにきちんとアクセスできることを確認。この状態でjermを終了せずにMacBook AirからUSB-RSAQ5を引っこ抜いてみた。
結果はあっさりカーネルパニック。念のためjermの代わりにcuでも試してみたが、同様だった。使うときには引っこ抜けないように気をつけなければ。
OS X 10.8.2が入ったMacBook AirにUSB-RSAQ5をつなぎ、OpenBlocks A6のシリアルコンソールに接続。jermを起動し、OpenBlocksにきちんとアクセスできることを確認。この状態でjermを終了せずにMacBook AirからUSB-RSAQ5を引っこ抜いてみた。
結果はあっさりカーネルパニック。念のためjermの代わりにcuでも試してみたが、同様だった。使うときには引っこ抜けないように気をつけなければ。
2012年8月24日金曜日
OS X Mountain LionでUSB-RSAQ5を使う
Mac miniをMountain Lionにアップグレードしてみた。Lionにアップグレードしたときと同様に、アイ・オー・データ機器のUSBシリアル変換アダプターUSB-RSAQ5が使えないと困るので、早速テスト。
結果はLionでUSB-RSAQ5を使った時と同じドライバ、同じパッチでOKだった。試しに届いたばかりのOpenBlocks A6のコンソールにjermでつないでみたところ、特に問題なく使用できた。
ついでに秋月で売っているUSB・シリアル変換ケーブルも借りて試してみたが、これもPL2303を使用しているので問題なし。こっちならInfo.plistにパッチを当てなくても使えるはずなので、1本買っておいてもいいかもしれない。
結果はLionでUSB-RSAQ5を使った時と同じドライバ、同じパッチでOKだった。試しに届いたばかりのOpenBlocks A6のコンソールにjermでつないでみたところ、特に問題なく使用できた。
ついでに秋月で売っているUSB・シリアル変換ケーブルも借りて試してみたが、これもPL2303を使用しているので問題なし。こっちならInfo.plistにパッチを当てなくても使えるはずなので、1本買っておいてもいいかもしれない。
2011年10月1日土曜日
Mac OS X LionでUSB-RSAQ5を使う
Mac OSをSnow LeopardからLionにアップグレードしてあまり困ることはなかったのだが、アイ・オー・データ機器のUSBシリアル変換アダプターUSB-RSAQ5を挿しても認識されなかった。これが動かないと仕事で困るので、コレガのCG-USBRS232RをMac OS Xで使えるようにした情報を参考に作業した。
USB-RSAQ5もCG-USBRS232Rと同様にProlificのPL2303を使っているようなので、ProlificのページからLionにも対応していると書いてあるmd_PL2303_MacOSX10.6_dmg_v1.4.0.zipをダウンロードし、普通にインストール。
当然のことながら、/System/Library/Extensions/ProlificUsbSerial.kext/Contents/Info.plistにUSB-RSAQ5のIDは書かれていない、これを編集。
システム情報によると、USB-RSAQ5は以下のとおり。
このうち、製品 IDと製造元 IDを使って、/System/Library/Extensions/ProlificUsbSerial.kext/Contents/Info.plistを以下のように変更した。
あとは、先人の知恵に従い、
改めてUSB-RSAQ5を挿すと、ちゃんと/dev/cu.usbserialと/dev/tty.usbserialができた。試しにjermを使ってNetScalerのコンソールにつないでみたところ、問題なく使用することができた。
USB-RSAQ5もCG-USBRS232Rと同様にProlificのPL2303を使っているようなので、ProlificのページからLionにも対応していると書いてあるmd_PL2303_MacOSX10.6_dmg_v1.4.0.zipをダウンロードし、普通にインストール。
当然のことながら、/System/Library/Extensions/ProlificUsbSerial.kext/Contents/Info.plistにUSB-RSAQ5のIDは書かれていない、これを編集。
システム情報によると、USB-RSAQ5は以下のとおり。
USB-Serial Controller: 製品 ID: 0x0a0e 製造元 ID: 0x04bb (I-O Data Device, Inc.) バージョン: 0.01 速度: 最高 12 Mb/秒 製造元: Prolific Technology Inc. 場所 ID: 0x04100000 / 5 利用可能な電流(mA): 500 必要な電流(mA): 100
このうち、製品 IDと製造元 IDを使って、/System/Library/Extensions/ProlificUsbSerial.kext/Contents/Info.plistを以下のように変更した。
--- Info.plist.orig 2011-09-23 18:54:42.000000000 +0900
+++ Info.plist 2011-09-23 19:15:26.000000000 +0900
@@ -41,6 +41,23 @@
<key>idVendor</key>
<integer>1659</integer>
</dict>
+ <key>04BB_0A0E</key>
+ <dict>
+ <key>CFBundleIdentifier</key>
+ <string>com.prolific.driver.PL2303</string>
+ <key>IOClass</key>
+ <string>com_prolific_driver_PL2303</string>
+ <key>IOProviderClass</key>
+ <string>IOUSBInterface</string>
+ <key>bConfigurationValue</key>
+ <integer>1</integer>
+ <key>bInterfaceNumber</key>
+ <integer>0</integer>
+ <key>idProduct</key>
+ <integer>2574</integer>
+ <key>idVendor</key>
+ <integer>1211</integer>
+ </dict>
</dict>
<key>OSBundleLibraries</key>
<dict>
あとは、先人の知恵に従い、
touch /System/Library/Extensions
して再起動。改めてUSB-RSAQ5を挿すと、ちゃんと/dev/cu.usbserialと/dev/tty.usbserialができた。試しにjermを使ってNetScalerのコンソールにつないでみたところ、問題なく使用することができた。
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